どんなものでもメリットとデメリットというものはあります。住宅においては、オール電化住宅か、ガスと併用の住宅かというのが大きな例です。
良し悪しを明確に判断することは難しく、個々の生活スタイルに合わせて決めていくしか決定方法がありません。ですから、住宅を決める際には自分なりにしっかり情報を集め、知り、見極めることが大切です。
オール電化の最大メリットは光熱費が一本化することと、火災の原因になる炎がなくなるといった点です。
お年寄りだけが住む、小さなお子様がいる家庭ではメリットといえるでしょう。デメリットとしては、やはり停電です。
災害などが発生し停電になると、ガスを併用している住宅よりも不便な状態に陥ります。その他、太陽光発電設備があるかどうかによっても電気代に差が出てきますし、本当にその家庭その家庭での判断で決定するしかないのです。
他にもアトピーやアレルギーの観点からオール電化を考えると、コンロ周りが汚れず、室内が清潔に保てる為、アトピーやアレルギーがある人からするとメリットがあります。また、二酸化炭素を放出しないこともアトピーやアレルギーに有利に働きます。
そして、オール電化にしたけれどやっぱりガスとの併用の方が良かったと後に思っても、変更することがほぼ不可能な点が両方にとっての大きなデメリットと言えるのかもしれませんね。アトピーやアレルギーの観点というちょっと変わった視点からオール電化を考察してみました。