岐阜県の工務店さんから聞いた話

以前は、子供部屋は自立を促す為にも、早めに設けるのが良いと考えられてきたようですが、現代ではどうでしょう。実際に新築を計画する際に、岐阜県の工務店さんから聞いた話ですが子供による犯罪や、ひきこもりといった子供の心の問題が浮き彫りになってきた今、それは早いうちから個室を与え、親の目が行き届かなることが原因とも言われていますといわれました。話を聞いた岐阜県の工務店さんは子供部屋についてかなりしっかりとした意見をもっていました。

では、住宅における子供部屋は設けない方がいいのかといったら、一概にそうとは言い切れません。子供にも思春期にもなれば守られるべきプライバシーがあり、一人になることで癒される心の傷もあるからです。

では、どうすればいいのか?良い例として、最近ではリビング階段といって、リビングを通らなければ各個室に行けない間取りになっているプラン。

ずっと一緒に居なくても、学校から帰ってきた時など顔を見て話をする時間をできるだけとることが大事なことではないでしょうか。それに、個室を与えて静かな環境で勉強するより、ある程度の騒音がある中でも集中して勉強のできる習慣をつけた方が、どこでも力を発揮することができるようになるとも言われています。

子供部屋をどのように設けるかは、各家庭の考え方や子供の個性にもより、絶対にこうでなければという正解はありません。ご家庭の考え方をしっかり持ち、個室を作っても作らなくても子供と十分なコミュニケーションをとることを忘れないように生活しましょう。

岐阜県で注文住宅を検討していたので岐阜県内で工務店をいくつか回りましたが、子供部屋についていろいろアドバイスをくれたのはひとつの工務店さんだけでした。